こんにちは!塾長の坂根です。
今日は坂根塾長専門科目である社会科目、とくに大学受験で得点源にするための選択基準をお伝えします。
高校1年生の方はこれから世界史・日本史・地理のどれか1つ(または2つ)選択しますし、高校2年生は来年の大学受験でどの社会科目に力を入れるかの参考にしてもらえればと思います。
まず最初に、社会科目が得意になるかどうかは「その科目を教える学校の先生」にだいぶ左右されます。まぁ、どの科目もそうだと思いますが、社会科目が一番影響を受けやすいと個人的に考えています。
なぜなら、坂根塾長本人がまさにそうだったからです!!
今でこそ社会の教員免許をもつぐらい社会が好きですが、社会科目が好きになったのは高校に入ってからです。何なら、中学生のときは理科の次に嫌いな科目(理科の場合は苦手意識が強かった)だったので、中学校の社会の授業はほぼ聞いていなかったような…(;^ω^)。高校受験のときにはまったく社会の勉強しなかったので、まさかの理科より低い5科目中の最低点…
そんな社会まったく興味なしの私は、高校で日本史の先生に出会って人生が変わりました。
日本史を選んだ理由は、世界史のカタカナが本当に覚えられなかったので消去法的に選んだのですが、日本史の先生の授業がとにかくわかりやすくて面白い!「社会ってこんなに楽しい科目だったのか」と感動しましたし、今でもその日本史の先生を尊敬しています。大学受験のときは日本史しか勉強してないんじゃないかというぐらい勉強しました。中学校の真逆ですね(笑)。
その実体験を踏まえて、大変失礼なことですが地歴を選ぶときは「高校の先輩にどの科目がハズレか」を聞きましょう。「当たり」ではなく「ハズレ」を聞く理由は、「当たり」は個人差がありますが「ハズレ」は大体みんな共通だからです(本当になんて失礼なんだ…)。社会は「嫌い・興味がない」になった瞬間勉強しなくなります。ただでさえ暗記科目なので、興味がなかったら社会に時間をさく気が起こらなくなります。
「全部の科目の先生がハズレなんです…( ;∀;)」という、かわいそうな学校に行っている(笑)人もいると思うので、そういう場合は次の2点で選んでみてください。
①中学のときは歴史が好きだったorまったく興味がなかった
②自分はどちらかと言うと理系だ
①はわかりやすいですね。歴史が好きなら日本史か世界史を選ぶのがいいでしょう。要は、興味があれば自分で勉強・暗記できるのが社会科目の大きな特徴だからです。日本史・世界史どちらにするかは、カタカナが覚えられるなら世界史、カタカナが覚えられないなら日本史です。
私自身、世界史の先生の授業も好きだったのですが、如何せんカタカナ(とくに中東らへんはマジで無理)が覚えられなさすぎて、定期テストの解答の6割ぐらいがカタカナの人名が微妙に違って点数引かれるという経験をしています。
一方、歴史にまったく興味がない人は地理を選ぶことをお勧めします。消去法のように思えますが、地理は歴史に比べて圧倒的に覚えることが少なく、共通テストでも知識を問うというよりも、グラフや資料の読み取りがメインになります。
この選び方は②の質問の答えに近いのですが、「理系=最低限の知識からデータを読みとることができる」ので、理系の人も地理もしくは現社や政治・経済を選ぶことをお勧めします。地理や公民は計算分野があるのと、理屈がわかれば最低限の暗記で共通テストのようなマーク模試に対応できます。
もちろん、理系の人でも歴史を選ぶのは全然ありです。理系クラスに進むと社会科目が地歴しか選べないし、日本史か世界史しか選択できないという学校もあるので。
今後の記事では、私が実際に行っていた社会科目の勉強方法についても書く予定なので、ぜひ参考にしてみてください!