こんにちは!塾長の坂根です。
部活を引退して受験勉強に切り替えてから太り始めた受験生いませんか?
勉強にシフトするとどうしても部活していた頃よりも運動量が減って、それでも食べる量は変わらないから体重は増えてしまう(´;ω;`)ウッ…
そんなあなたに、今日は私が受験期に行っていた「体重を半年で8キロ落としながら、偏差値を10上げた」最強の勉強方法をお伝えします。それが
『筋トレしながら勉強する』
です。シンプル!!
運動と勉強の相関関係は科学的に証明されています。
運動がもたらす効果は、私たちがすでに持っている1000億個の脳細胞が活性化し、運動によって増える成長因子の働きでそれらを成長させることができるのです。これにより、脳よりは多くの新しい情報を取り入れることができます。
『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』ジョン・J・レイティ(著)
私が受験生だった高校3年のときはこのことを知らずに『勉強×運動』をしていました。しかし、実際にこのメソッドをしたことで、偏差値は50未満だったのが6か月で60を超えました。ちなみに体重の方は、半年で10キロ近く落ちてかなり健康体になりました。
運動不足解消・ダイエット・気分転換、どれかに当てはまる方はぜひ今から教える勉強方法を試してみてください!ただ、けっこうハードなメニュー(?)なので、運動習慣がない人は最初は無理せず少しずつ始めてください。
Mission①リスニング対策×15分間ランニング
まずは苦手な人が多い「英語のリスニング」からです。共通テストになってからリスニングが100点配点になり、よりリスニング対策を強化する必要があります。私自身、リーディングはかなりできたのですが、リスニングが本当に苦手でした。というか、どう勉強していいかわからないですよね?
そんな対策が難しいリスニングとランニングを掛け合わせた勉強方法はこちら!
- 自分好きな英語の映画・ドラマ・アニメの音源を用意する(ここで注意なのは、洋楽は避けることです。リスニングは自然な会話なので、リズムが不自然な音楽はおすすめしません)
- 音源を聞き流しながら15分間(約2kmぐらい)ランニング(ランニングがキツイ人は、30分ぐらいのウォーキング)
「自分の好きな」というのが重要です。なぜかというと、何度かその映画等を見ているので、その会話の日本語訳とどんな場面で会話しているのか一致し、より自然と英語が頭に入ってくるからです。
この勉強方法は受験生当時というよりは、社会人になってリスニング対策をする上で実践していたものです。高校3年のときはまったくリスニング問題が解けなかったのですが、今では英検準一級レベルのリスニング問題が解けるようになりました。
Mission②暗記ポスター×腹筋・背筋ノルマ型
この勉強方法に向いているのは、日本史や世界史といった暗記科目と英語の単語の暗記です。
まずはカレンダーやポスターといった大きめの白い紙を用意し、そこに暗記リストを書きましょう。例えば、日本史なら時代ごとの年表、世界史なら国ごとの年表、英語の単語と意味です。
では暗記ポスターが作成できたらエクササイズのメニューに入ります。
- 暗記ポスターを壁の下らへんに貼る(腹筋・背筋するときの目線に貼る)
- 暗記ポスターに書かれていることを完璧に覚えるまで(目を閉じて言えるレベル)腹筋・背筋をする
- 1枚の暗記ポスターが終わったら次の暗記ポスターを作成して、また腹筋・背筋をする
腹筋・背筋をするときの注意点として、背筋の方を多めにしましょう。腹筋の方を重点的にする人が多いですが、腹筋の回数の2倍背筋すると筋肉や姿勢のバランスが良くなります。
このMission②がかなりキツイ、かつ勉強もダイエットにかなり効果的です。だって、ポスターに書かれていることを目を閉じて言えるレベルまで腹筋しようと思ったら、普通に50回以上かかります。私は運動や筋トレに慣れていたので一気に100回ぐらい腹筋・背筋していましたが、筋トレに慣れていない人は休憩をはさみながら、でも覚えるまで頑張りましょう!6ヶ月後にはK-popアイドル並みのウエストになっていますよ!
また、暗記と運動はかなり相性がいいと言われています。脳は短期記憶を繰り返すことで、長期記憶につながります。この短期記憶は運動をすることでより効果を発揮し、かつ継続することで長期記憶となって簡単に忘れないようになります。
Mission③暗記ポスター×エア縄跳びorゆっくりスクワット
暗記ポスター活用法はまだまだあります。この暗記ポスター作成の一番のメリットは、カレンダーのような大きな紙に自分で暗記リストを書くことで自分の頭の中が整理できることです。ノートのような小さい字より、大きな字で書く方が視覚的にも頭に入っていきます。
ではエクササイズメニュー(`・ω・´)!
- 暗記ポスターを立ったときの目線に貼る
- 暗記ポスターに書かれていることを完璧に覚えるまでエア縄跳び、着地したときの音が気になるならゆっくりスクワットする
- 暗記できたら次の暗記ポスターで1と2の繰り返し
これもキツイ(笑)。暗記ポスターシリーズは効果てきめんだけど、とにかくキツイ!
当時の私はエア縄跳びの方をしていましたが、運動部の人は全身の筋肉を鍛えるためにエア縄跳びを、太ももが気になる人はスクワットをおすすめします。マンションなど下の階が気になる人はスクワットがいいですね。スクワットはゆっくりすることでちょうどいい負荷が筋肉にかかるので、ダイエットに向いていると言われていますね。
今までのご紹介した3つのMissionを毎日(平日はこれを1セット、休日は2セット)することで、かなりの効果があります。
要は、勉強も筋トレ・ダイエットも継続することが一番重要ということです。いずれも結果(数字)に出るとモチベーションが上がるけど、その結果はすぐには出ません。まずは1か月続けてみましょう!筋トレ前後のストレッチは念入りに!そのストレッチ中も暗記ポスターを眺めるのがおすすめ!
最後に、ダイエット効果をより高める方法をお伝えします。勉強と筋トレの方を重視している人はスルーしてもらって大丈夫です。
番外編夕飯は白米だけ抜くor茶碗半分にする
よく「炭水化物抜きダイエット」と聞きますが、まさにそれです。私が受験期にわずか3か月で一気に体重を落とせたのはこれが一番の理由だと思います。筋トレはあくまで勉強のついで、筋肉がバランスよくついたきれいな体にすることが目的でしたから。
当時の私の食生活はこんな感じです。
- 朝ごはんから夕方6時までは好きなものを食べる
- 夕飯は白米(炭水化物)を茶碗3分の2にして、おかずは普通に食べる
ここで重要なのは、18時以降に炭水化物といった『糖質』を極力摂らないことです。『糖質』は太る一番の原因と言われています。これは科学的にも証明されていることです。私は甘いものがないと生きていけない人間なので、18時までは菓子パンやチョコ・ドーナツは自由に食べて、その代わり18時以降は絶対に食べないようにしていました。
この『18時以降糖質制限』は勉強にも効果があります。『糖質』は摂り過ぎると血糖値が急上昇して眠気を引き起こし勉強に支障が出ます。昼ご飯の後の授業が眠いのはそのせいです。夕飯後に勉強する人が多いと思うので、夕飯のご飯を少なくするだけで集中力がかなり上がりますよ!
以上で坂根塾長流の勉強方法をお伝えしました。この勉強方法を取り入れるかどうかはかなり人によると思うので、いつもと違う勉強をしたい方はぜひやってみてください!